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『アンストッパブル』とモデルになった列車事故

面白かったテレビドラマとか本とか
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 『アンストッパブル』(原題: Unstoppable)という映画をTBS「月曜ゴールデン」でやっていたので、それを見ていた。

 実際に起こった電車事故を土台にして作られている映画ということで。

 どうこう言いながら、ラストは「どうなる」とはらはらしながら見入ってしまった。

 で、モデルとなった列車事故とどこがどう違うのかな?

 と思ったのでちょっと調べてみた。

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事故の舞台

実際の列車事故

 2001年5月15日(アメリカ夏時間 午後12時35分)、オハイオ州トレド郊外のワルブリッジにあるCSXの操車場スタンリーヤード。

映画『アンストッパブル』の舞台

 ペンシルベニア州にある操車場。

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事故の犠牲者

実際の列車事故

 死者なし。

映画『アンストッパブル』の中での犠牲者

 1名死亡。

 暴走する列車を止めるために前に列車を回りこませたときに、回りこませた側の電車を運転していた。

暴走列車の速度

実際の列車事故

 最高時速110km。

映画『アンストッパブル』の速度

 時速120km越。

列車を止めるために試みられた作戦

実際の列車事故

  • 警察は機関車の緊急停止用非常スイッチ(タンクからの燃料供給を止め、列車を停止させるスイッチ)を狙撃。
  • ポイント切り替え。
  • 後部に機関車を連結し、ブレーキをかけて減速。
    減速後に暴走列車の機関室に乗り込んで停止。

映画『アンストッパブル』での暴走列車停止作戦

  • 救援機関車7375号を前に回り込ませて減速し、ヘリコプターから元海兵隊の機関士を降下。
  • 前に回り込ませた機関車で減速して側線に誘導。
  • 非常停止スイッチを狙撃。
  • 可搬式脱線器を使用して避難が完了した市街地で脱線させる。
  • 後部に機関車を連結し、ブレーキをかけて止める。
    さらに列車からトラック⇒トラックから暴走列車の機関室に飛び移り機関室からブレーキを掛けて停車。

登場人物の相違

実際の列車事故

機関士ジェス・ノールトン

 勤続28年
 暴走する8888号を追いかける前に、妻に携帯電話をかけ、『愛しているよ』と告げ、妻の返事を待たずに電話を切ったというエピソードがある。
 元々ベトナム戦争から帰還した帰還兵。
 事故後昇進した後に定年を迎える。

車掌テリー・フォーソン

 長年ジェスとコンビを組んでいた。

映画『アンストッパブル』の中の人物

フランク・バーンズ

 機関士。
 勤続28年の大ベテラン。
 会社からは72日前に90日後の早期強制退職を宣告されており、18日後にはクビが言い渡される予定だった。
 事故後昇進した後に定年を迎える。

ウィル・コルソン

 配属されて4ヶ月の新米車掌。

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