最近古本屋で「トリニティ・ブラッド」という漫画をかった。
もともとは、小説だったのだが、それが漫画化されたもの。
通称「トリブラ」
小説も面白かったが
このトリニティ・ブラッド、もともとは小説。
小説時代も読み漁っていたのだが、佳境で作者が急逝するという悲劇に見舞われた。
作者が死んでしまってはその後の展開も望めず。
なんてこったい。
漫画のほうは、まだ、小説最終までいっていないのだが・・・。
小説の途切れたところまでで、何とか終わりにするんだろうか?
トリニティ・ブラッド概要
連載短編『トリニティ・ブラッド R.A.M.』+書き下ろし長編『トリニティ・ブラッド R.O.M.』の2つのシリーズからなる。
角川スニーカー文庫より計12冊刊行。
100万部を超える大ヒット作となった。
作者急逝のため未完のまま終了。
トリニティ・ブラッドストーリー
物語は未来の地球。
人類と吸血鬼と「吸血鬼を食らう吸血鬼」の物語。
世界すべてを巻き込み核兵器、細菌兵器などが飛び交った大災厄(アルマゲドン)の後、人類の文明はほぼ破壊され、人類の生存圏はヨーロッパ周辺にまで狭められ、文化・生活水準は中世まで後退した。
更に追い討ちを掛けるように現れた吸血鬼(ヴァンパイア)との戦いに、人類は教皇庁を中心として辛うじて勝利した。
しかし、彼らを完全に滅ぼした訳ではなく、ヴァンパイア達は真人類帝国を築き小競り合いを続けていた。
主人公は「吸血鬼を食らう吸血鬼」アベル。
教皇庁に所属し、吸血鬼を狩る。
貧乏でお人よしの神父。
コードネームは「クルースニク」(「十字架を背負うもの」の意)。
正体は、大災厄(アルマゲドン)以前に行われた火星植民団のリーダーの一人。
遺伝子調整された試験管ベビー。
火星移民中にクルースニクなるものと融合し、植民団の同胞(第一世代の長生種・吸血鬼)達を率いて、大災厄(アルマゲドン)による文明退行後の地球人を数百万人単位で虐殺した”世界の敵”。
たいていの登場人物が2面性を持っているのがこの作品の魅力。
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