去年、食用のジャガイモを芽出しして、いくつかに切って植えたら、ジャガイモ1個から30個ぐらい収穫があった。
で、去年収穫したジャガイモ。
そのジャガイモから芽が出てきているので、本日はジャガイモを植えることにした。
じゃがいもってどんな植物?
身近な食材であるジャガイモ。
保存がきいておいしい。
ビタミンCも豊富で、しかも熱を加えてもビタミンCが壊れにくい。
ナス科ナス属で、トマトやナスの仲間だが、茎のところから出た塊(芋)を食べる。
皮も栄養が豊富だが、緑色になった部分には毒がある。
種芋は買わなきゃいけないというけれど
収穫したジャガイモを種イモにすると病気が発生しやすいので、種イモとして使わないようにしてください。
とは言うけれど、一人暮らしでわざわざ種芋を買うほどのこともない(というより、種芋買ったら数が多すぎて手に負えない)。
ジャガイモの病気としては
そうか病
イモの表面にかさぶたのような病斑ができる。皮を厚くむけば食べることができます。
疫病
葉が黒くなる。疫病になっても収穫でき、状態がよければ食べることも可能。
ということで、病気になっても食べられないわけじゃないし。
ジャガイモの植え付けの時期は?
じゃがいもの植え付け時期は
春 … 3月~4月中旬くらいまで
秋 … 8月下旬~9月
2回。
ただし、これは関東の話。
家のほうは雪が降るので、雪が消えないと植え付けができない。
幸いなことに今年は雪が少ないので、植え付けができるのだ。
芽が出ていなかったら芽出しがいるよ
今の時期、もし芽が出ていないようなら、芽出しをしないといけない。
植え付ける2週間くらい前から、室内の日なたに種イモおいて、日光浴させる。
外においてもよいけど、寒さにあたるといけないので、いつも室内の窓際で日光浴する。
そのうち芽が出てくるよ。
そしたら植え時。
家のジャガイモは、すでに芽が出てるので、この作業は省略。

芽の出たジャガイモ
大きなジャガイモは切って干す
今回植え付けに使うのは小さなジャガイモなので、この作業はしなくていい。
けど、大きなジャガイモを使うときには、芽が出ているところが残るように、いくつかのかけらに切る。
切り口に、「草木灰」などを付けて、1日太陽に当てて干す。
「草木灰」は蚊取り線香の灰や仏壇の線香の灰でもOK。

草木灰の代わりに線香や蚊取り線香の灰でもOK
石灰要りません
ジャガイモは酸性の土が好きな野菜なので、ジャガイモを育てる土には石灰を入れない。
肥料もそんなにいらないけど、気持ち完熟たい肥を巻いて、深さ10cmくらい穴を掘って、そこに種芋を入れて、5cmくらい土をかけておしまい。
あとは収穫を待つばかり。
芽かきとかの作業もしなきゃいけないといわれるけど、ほとんどしなくて大丈夫。
そういえば、芽かきした芽も植えておくとジャガイモができるよ。
小さいけどね。
芽のついた皮から育つこともある。
後は、土寄せはした方が良いかな。
茎から出た根の先に芋ができるからね。
去年並みに収穫できるとうれしいな。
花が咲いた後が収穫
じゃがいもの収穫は、花が咲いて、葉の7~8割が黄色くなって枯れてきたころが収穫の時期。
風通しの良いところで乾かして、暗いところで布や紙の袋か段ボールや木箱で保存する。

ビニール袋で保管しないでね。
腐っちゃうよ!
あまり日に当てると、有毒部質が出て、ジャガイモが緑色になる。
緑色になった部分は毒があるので、厚めに剥いてね。
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