そろそろ年賀状を作る時期だ。
年賀状といえば干支(えと)。
来年、2019年の干支は何だっけ?
来年の干支の意味は何?
そもそも干支って何だろう?
干支についていろいろ調べてみた。
干支って何?
2019年の干支というと亥。
亥はイノシシのこと。
だが、実はこの亥(イノシシ)正確に言うと干支ではなく、十二支というものらしい。

[十二支]
十二支と干支の違い
干支は、十二支と十干(じっかん)を組み合わせたもの。
十二支
十二支は十二支を地支(ちし)ともいう。
子(ねずみ・ね)年→丑(うし)年→寅(とら)年→卯(うさぎ・う)年→辰(たつ)年→巳(へび・み)年→午(うま)年→未(ひつじ)年→申(さる)年→酉(とり)年→戌(いぬ)年→亥(いのしし・い)年
が最後。
これが繰り返される。
- 子 :陽気が色々に発現しようとする動き
- 丑 :生命エネルギーの様々な結合
- 寅 :形をとっての発生
- 卯:開発の意
- 辰 :生の活動
- 巳 :陽盛の極、漸く陰に移ろうとする所
- 午 : “忤(さからう)”に通じ、上昇する陰と下退する陽との抵触
- 未 :“昧”で、陰気の支配
- 申 : 陰気の支配
- 酉 :酒熟して気の漏れる象。陰気の熟する所
- 戌 :“恤”であり、“滅”である。統一退蔵
- 亥 : “核”で、生命の完全な収蔵含蓄
十干(じっかん)
十干は、
甲(こう/きのえ・草木の芽生え:木・ 木星 ・東 ・陽 )
乙(おつ/きのと・陽気のまだ伸びない、かがまっているところ:木・ 木星 ・東 ・陰)
丙(へい/ひのえ・陽気の発揚:火・ 火星・ 南・ 陽 )
丁(てい/ひのと・陽気の充溢:火・ 火星・ 南・ 陰)
戊(ぼ/つちのえ・“茂”に通じ、陽気による分化繁栄:土・土星・ 中・ 陽 )
己(き/つちのと・“紀”に通じ、分散を防ぐ統制作用:土・土星・ 中・ 陰 )
庚(こう/かのえ・結実、形成、陰化の段階 :金・ 金星・ 西・ 陽 )
辛(しん/かのと・陰による統制の強化:金・ 金星・ 西・ 陰)
壬(じん/みずのえ・“妊”に通じ、陽気を下に姙む意:水・ 水星・ 北・ 陽 )
癸(き/みずのと・“揆”に同じく生命のない残物を清算して地ならしを行い、新たな生長を行う待機の状態:水・ 水星・ 北・ 陰)
の10通り。
2019年の干支は
2019年の干支は己亥(つちのとい)ということになる。
どういう意味かというと、
分散を防ぐ統制作用+生命の完全な収蔵含蓄
来るべき来年に当たって分散を防ぎ力を蓄える年、耐えて力を蓄える年。
といったところか。
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