我が家の庭に最大の被害をもたらすもの、それはカタツムリ。
2匹いればどんどん増える。
夜の内に、いろんな野菜や花をて穴だらけにしていく。
今年も、カタツムリが庭のあちこちで見かけられるようになった。
カタツムリの場合、問題は食害だけじゃない。
カタツムリには寄生虫がいる

でんでんむし虫カタツムリ♪
お前の頭はどこにある?
角出せやりだせ頭出せ♪

ちょこちゃん、それ(カタツムリ)どうしたの?

お庭にいたの。
でんでんむし。

ちょこちゃん、そのカタツムリ捨てて!
すぐ手を洗わなきゃ!
おてて舐めてないよね?

どうしたの?
そんなに焦ることないでしょ。
カタツムリかわいいよ。

カタツムリには寄生虫がいるんだよ!
カタツムリには、寄生虫がいる。
カタツムリやナメクジ・淡水中のエビ、カニやカエルなどには、「住血線虫」という寄生虫がついていることがある。
生や加熱が不十分なカタツムリやナメクジ・淡水中のエビ、カニやカエルを食べると、「住血線虫」という寄生虫が人間にも感染して、頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感や全身の痛み・首が動かしにくい・光がまぶしい・微熱が出てくることがある。
重症になると麻痺や失明などの後遺症が残ることもある。
生野菜についていたカタツムリやナメクジに気が付かないで野菜ジュースなどにして飲んでも感染する。

カタツムリには、寄生虫がいる
もっと嫌なのは、カタツムリやナメクジが這った後にもこの「住血線虫」がいることがあるってこと。
「住血線虫」は人間の体内に入ると自然に消滅するらしいが、「広東住血線虫」という住血線虫では死亡例もある。

寄生虫嫌!
カタツムリさん、怖い…。

花や野菜をカタツムリに食べられるだけならまだしも、病気を移されたらかなわないよ。

生野菜なんかは良く洗って食べないとダメだよね。
カタツムリやナメクジは虫ではなく「貝」
カタツムリは「でんでんむし」というけれど、昆虫ではなく陸貝の一種。
ナメクジも同様、陸貝の一種でカタツムリの貝殻が進化して無くなったもの。
雌雄同体で、2匹いれば2匹とも産卵する。
そしてどんどん増える。

カタツムリは2匹いるとどんどん増える
普通の殺虫剤は効果が無い。
塩をかけても体積が縮むだけで、死んだりしない。
カタツムリやナメクジは夜行性
カタツムリやナメクジは昼間は植物の葉の影や地面などに隠れているが、夜になると動き出す。
なので、昼間1匹見つけたら、もっとたくさんのカタツムリやナメクジが潜んでいると思った方がいい。
カタツムリは暑さ寒さに強い
カタツムリは暑さ寒さにも強い。
夏の乾燥した暑い時期は貝殻に閉じこもって夏眠をしている。
冬はやはり殻に閉じこもって、暖かい場所で冬眠する。

カタツムリは暑さ寒さに強い
カタツムリやナメクジ駆除何が効く
2匹いれば、どんどん増えて、夜に野菜や花を食い荒らすカタツムリやナメクジ。
殺虫剤も効果が無いがカタツムリやナメクジ専用の駆除剤というのが売られている。

ナメクジ駆除剤の有効成分には「メタアルデヒド」と「リン酸第二鉄」の2種類があるけど、「メタアルデヒド」より「リン酸第二鉄」のほうが動物への害が少なく使いやすい。
カタツムリやナメクジ専用の駆除剤で使いやすいのは燐(リン)酸第二鉄が入ったものだよ。
燐酸第二鉄が主成分のカタツムリやナメクジ専用の駆除剤の特徴
・イヌ、ネコ、家畜等が近づく場所でも処理でき、ナメクジ・カタツムリの被害がある全ての作物で収穫直前まで使用可能。
・食べ残された粒は微生物の働きで徐々に土に戻り、リン酸と鉄に分解される。
・他の昆虫に影響が少ない。
ナメトール とかスラゴ・ナメトックスとかの商品名で売っている。

「ナメトール ・スラゴ・ナメトックス」カタツムリやナメクジ退治には、どれがいいの?
どれでも、同じかな?

3つの商品とも顆粒状で地面にまくだけだし。
ごく小規模なら、ナメトックス。
広い庭なら、スラゴが経済的かも。

ハウスタイプのナメトックスもあるけど、カタツムリの大きいのは貝殻が邪魔してハウスに入らないからおすすめしないよ。

注文したの?まだ届かない?

去年のカタツムリ・ナメクジ専用の駆除剤の残りが少しあるから、播いておこうね。

うん、カタツムリ怖いよお。

カタツムリにおびえる同居モルモット
コメント