ご近所で咲いているムラサキツユクサ。
挿し木をして我が家の庭にお迎えしたい。
かといって、「挿し木用に一輪ください」とは言い出せず。
苗を買おうかどうしようかと悩んでいたら、ちょうど道端で咲いていたのを発見。
一輪いただいて、挿し木にしてみた。
ムラサキツユクサってどんな植物?
ムラサキツユクサは
別名:オオムラサキツユクサ
科名:ツユクサ科
分類:多年草(常緑)
原産地:北アメリカ
大きさ:背丈30~60cm、横幅40~70cm
主な見所:花(梅雨前から真夏を除く冬まで)
ムラサキツユクサはトラディスカンティアの仲間。
とても丈夫な植物で、乾燥した場所でも、半日陰でも成長して花を咲かせる。
冬の雪、夏の感想や暑さにも負けず、手入れいらず。
春になれば花が咲く。
夏は花を休むが、秋になればまた咲く。
ムラサキツユクサでよく見かけるのは、名前の通り青紫の花。

ムラサキツユクサ
他にもピンクや白があるというが、ピンクは、ピンクにはちょっと見えない場合が多い。
花にフリルが入っているものもある。
葉が黄色いのもあるらしい。
挿し木って何?
挿し木は、植物の枝や茎を土にさして、同じ植物を増やすもの。
枝や茎だけでなく、葉や根の一部分で行うこともある。
種から育てるよりも短い期間で成長することが多い。
ムラサキツユクサの挿し木に必要なもの
ムラサキツユクサの挿し木に必要なものは
・ムラサキツユクサの茎
・挿し木用の用土(赤玉土小粒、バーミキュライト、パーライト、鹿沼土等無菌の用土を使う)

挿し木の土
・容器

今回は、透明な容器を2つ用意しました。
密閉刺しにしようとおもいます。
・よく切れるカッターとカッターを使うためのまな板みたいなもの

挿し木の道具
・はさみ
・あれば発根誘発剤
オキシベロン(インドール酪酸)、ホルモナイト Hormo-Knight (糖原生アミノ酸 Glucogenic amino acid, インドール酢酸誘導体、インドール酪酸誘導体)、ルートン(α-ナフチルアセトアミド-食用作物には使用しないようにといった旨が取扱説明書にあり、メーカーが自ら注意喚起している)、メネデール(二価鉄イオン化合物)。
・テープ

ルートンって、食べる植物には使えないんだね。

そうみたい。
初めて知ったけど。
家はメネデール(二価鉄イオン化合物)を大抵使ってるからなあ。
ムラサキツユクサの挿し木をしてみた
1.取ってきたムラサキツユクサをメネデールを入れた水に差して30分から一晩置きます。

涼しいところに置こうね。
2.容器に用土を入れて、水で湿らせます。
3.ムラサキツユクサの葉と花の部分をはさみで切る。
4.ムラサキツユクサの茎を適当な長さにカッターで切り取る。

切り口は斜めに切りましょう。

節の部分を間に残して切り取るのがコツだよ。
節の下あたりが良く根の出る部分なんだって。

差し穂の準備
5.用土に指とか割りばしとかで穴をあけて、切り取った差し穂を入れる。

節が用土に埋まるように入れてね。

差し穂の底が容器の底につかないようにした方が良いよ。
6.用土を手で抑えて、用土と差し穂を密着させる。
7.上からもう一つの透明容器をかぶせて容器の継ぎ目をテープで止める。
8.直射日光の当たらない涼しいところに置く。
密閉刺しとは?
密閉挿しは、挿し穂を密封して湿度の高い状態で管理する方法。
冬場など気温が低い時や発根しにくい植物で利用するとよいみたい。
水やりの手間も省ける。
ペットボトルを二つに切って利用してもやりやすい。

無事に根が出るといいねえ。

うん、成功してほしいよね。
でも、他の色の苗も欲しいなあ。
近くのホームセンターではムラサキツユクサ自体があまり売ってないんだ。

やっぱり、ムラサキツユクサの苗を買うなら通販かなあ。
コメント