すごく大昔の曲や歌詞だし、好きとか嫌いとかでもないんだけど、頭から離れない。
たまにそんな歌がある。
なかにし礼作詞の"人形の家"もそんな歌の一つ。
NHKの映像の世紀を見てると”人形の家”の歌詞を思い出す

さっきから、何んの曲を聞いてるの?

うん、"人形の家"っていう歌だよ。
「人形の家」(にんぎょうのいえ)は、1969年7月1日に発売された弘田三枝子のシングル。
作詞:なかにし礼、作曲:川口 真(かわぐち まこと)
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1969年って、ずいぶん大昔だよね。
なんでそんな大昔の歌を知ってるの?

うーん、何で知ってるかよくわかんないんだよね。
歌詞も割とよく覚えてるんだけど。
いろんな人がカバーしてるから、それを聞いたことがあるのかもしれない。
どういう訳か、NHKの映像の世紀を見てると、「人形の家」の歌詞が浮かんでくるんだよね。

歌詞を見る限り、失恋をした人の歌だよね。
それが何で、NHKの映像の世紀とつながるわけ?

なんでだろう?
理由はよくわかんないんだけどね。
”人形の家”に秘められたものは?

なんかさ、人形の家って、失恋した人の歌じゃないみたいだよ。

え、そうなの?
歌詞は表向きは男女の恋愛を歌った歌だが、見捨てられた満州引揚者の心情をひそかに込めた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%BD%A2%E3%81%AE%E5%AE%B6_(%E5%BC%98%E7%94%B0%E4%B8%89%E6%9E%9D%E5%AD%90%E3%81%AE%E6%9B%B2)

そういえば、作詞をした「なかにし礼」って子供のころ満州から引き揚げてきた人だって聞いたことがあるような気がする。

「満州」ってどこ?

「満州」は今の中国・モンゴルの一部分だよね。
一応、「満州国」っていう独立した国だったんだけど、実質的には日本の植民地みたいなものだった。
日本人が、開拓団として大勢満州国に行ったんだって。

「なかにし礼」って人のインタビュー記事を見つけたよ。
「『人形の家』(川口真作曲)は弘田三枝子さんの歌でヒットしました。愛されて捨てられて、忘れられた部屋のかたすみ、私はあなたに命をあずけた……という歌詞の底にも、実は引き揚げの体験があるのです」
「1945年8月14日、日本の外務省は在外邦人について『できる限り現地に定着させる』との方針を出しています。帰ってくるなということですよ。顔も見たくないほど、あなたに嫌われるなんて……。この『人形の家』の歌い出しの裏には、日本国民や日本政府から顔も見たくないほど嫌われるなんて……という思いがあったわけです」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO04013990U6A620C1NNP000/

1945年って第二次世界大戦が終わった年だよね。

1945年8月14日は日本の終戦記念日の1日前だよ。

もう、日本が戦争に負けたってわかってたんじゃないのかなあ。

そうだね。
それにしても「日本の外務省は在外邦人について『できる限り現地に定着させる』との方針を出しています。」って話は、初めて知った…。
なんか、なんで「映像の世紀」を見ると、”人形の家”の歌詞を思い出す出すのか分かったような気がするよ。

この人、作詞だけでなくて、小説も書いてるんだね。
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